SIGMA fpの撮影メニュー「SHOOT」から、10から12の項目について解説します。シグマのカメラを使う最大の醍醐味である「色」と「光」のコントロールをマスターすることで、後編集の手間を大幅に減らし、撮った瞬間に満足できる1枚を仕上げることが可能になります。
10:ホワイトバランス
- 結論:基本はオート(AWB)で問題ありませんが、意図に合わせて固定することで、写真全体のトーンに一貫性を持たせることができます。
- 内容:撮影環境の光の色の影響を補正し、白いものを白く見せるための設定です。晴天、日陰、電球などのプリセットのほか、ケルビン指定やマニュアル設定にも対応しています。
- Check Point:混合光源下で色が安定しない場合は、プリセットを活用して固定するのが効率的です。また、あえて少し色温度をずらすことで、写真に温かみや清涼感といった情緒的なエッセンスを加え、現像の手間を省くこともできます。
11:カラー設定
- 結論:人気の「ティールアンドオレンジ」などのカラーモードを積極的に活用することで、日常の何気ない風景を映画のような質感に変え、作品の満足度を高めることができます。
- 内容:写真の色味や彩度を決定する、シグマ独自のカラーモードを選択します。パウダーブルー、シネマ、モノクロームなど、多彩な選択肢が用意されています。
- Check Point:背面ボタンの「COLOR」からも素早くアクセスできる項目ですが、メニュー内では各モードのコントラストや彩度をさらに細かく追い込めます。自分の定番設定を見つけることで、撮って出しのクオリティが向上し、撮影がより楽しくなります。
12:トーンコントロール
- 結論:画面上でハイライトやシャドウを直接調整することで、編集ソフトを使わずにカメラ内だけで思い通りの明暗差を作り上げることができます。
- 内容:画面内の明るい部分(ハイライト)と暗い部分(シャドウ)の階調を、グラフを見ながら個別に調整する機能です。「オート」による自動補正のほか、マニュアルでの微調整が可能です。
- Check Point:背面の「TONE」ボタンからも直感的に操作できます。コントラストが強すぎるシーンでシャドウを少し持ち上げるなど、その場で質感を整えることで、帰宅後の現像時間を短縮し、撮影の効率化を実現できる非常に実利のある機能です。


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