SIGMA fpの撮影メニュー「SHOOT」から、22から24の項目について解説します。露出の状況を視覚的に、かつ正確に把握するための機能を使いこなすことで、感覚に頼りすぎない確実な露出決定が可能になり、撮り直しのストレスを大幅に軽減できます。
22:輝度レベルモニター
- 結論:画面全体の明るさの分布を数値やグラフで客観的に確認できるため、モニターの見た目に左右されない正確な露出判断が可能になります。
- 内容:画面内の輝度情報をヒストグラムやウェーブフォームなどの形式で表示します。液晶モニターの明るさ設定や周囲の光環境に影響されず、データとしての適正露出を確認するためのツールです。
- Check Point:屋外の強い日差しの中では、液晶モニターが暗く見えてしまい、ついつい露出を上げすぎてしまうことがあります。このモニターをチェックする習慣をつければ、白飛びなどのミスを未然に防ぎ、後編集の効率を劇的に高めることができます。
23:ゼブラパターン
- 結論:白飛びしそうな部分を縞模様でリアルタイムに警告してくれるため、露出オーバーによる失敗を確実に回避できます。
- 内容:設定した輝度レベルを超えた部分に、シマウマのような模様(ゼブラ)を重ねて表示します。どの部分が質感を失いかけているのかが一目でわかります。
- Check Point:例えば、白いシャツや空の明るさをギリギリまで残したい時に非常に便利です。ゼブラが出るか出ないかのラインを見極めることで、カメラのダイナミックレンジを最大限に活かした撮影ができ、撮り直しの手間を最小限に抑えられます。
24:フォルスカラー
- 結論:画面全体の明るさを色分けして表示することで、露出のバランスを直感的に把握でき、シネマティックな絵作りを効率化できます。
- 内容:輝度レベルに応じて画面に特定の「色」を割り当てて表示する機能です。どこが適正で、どこが暗すぎるのかを視覚的にマッピングします。
- Check Point:スチル撮影だけでなく、動画的なアプローチで露出を決めたい時に威力を発揮します。肌の質感を一定の明るさに保ちたい場合など、色で判断できるため迷いがなくなり、一貫性のあるトーンで撮影を続けるための実利的な機能です。


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