SIGMA fpのCINE(動画)モードを完結させる「SHOOT」メニューの10から11について解説します。物理的な操作系を動画撮影に特化させることで、撮影中の設定変更によるロスを無くし、よりクリエイティブな瞬間に集中できる環境を整えることができます。
10:ダイヤル設定(CINE)
- 結論:背面ダイヤルの役割を動画専用にカスタマイズすることで、シャッターアングルや絞り、ISO感度をファインダー(モニター)から目を離さずに素早く調整でき、機動力のある撮影が可能になります。
- 内容:CINEモード時の背面ダイヤルの機能を設定します。静止画(STILL)モードとは独立して設定できるため、動画に最適な露出コントロール体系を構築できます。
- Check Point:動画では「シャッターアングル(スピード)」を固定し、絞りやISOで露出を調整することが多いため、自分がもっとも頻繁に触る項目をメインのダイヤルに配置するのがコツです。操作の「迷い」を物理的に排除しましょう。
11:シャッターボタンの設定(CINE)
- 結論:シャッターボタンの役割を「録画開始」や「AF作動」に最適化することで、天面のRECボタンだけでなく、押しやすい位置にあるシャッターボタンをフル活用した軽快な動画撮影が実現します。
- 内容:CINEモード時に、カメラ上面の大きなシャッターボタンを「動画記録の開始/停止」に使うか、あるいは「AF/AEロック」に使うかなどを設定します。
- Check Point:シャッターボタンをRECボタンとして割り当てれば、スチルカメラと同じ感覚で直感的に録画をスタートでき、ワンマン撮影時の操作ミスを劇的に減らすことができます。fpのミニマルなボタン配置を補う、実利的なカスタマイズです。


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