SIGMA fpのシステムメニュー「SYSTEM」から、01から03の項目について解説します。カメラの根幹となるデータの記録管理を適切に整えることで、データの破損リスクを抑え、撮影後のPC作業におけるファイル整理の効率を劇的に向上させることができます。
01:記録メディアの初期化
- 結論:新しい撮影を始める前にカメラ内で初期化を行うことで、書き込みエラーによる撮影中断のストレスを未然に防ぐことができます。
- 内容:SDカードや外部SSD内のデータをすべて消去し、SIGMA fpに最適なファイルシステムを再構築します。パソコン側での削除ではなく、必ずカメラ側で実行することが推奨されます。
- Check Point:撮影が終わるたびに初期化する習慣をつければ、カード内に古いデータが混在する混乱を避けられます。データの整合性を保つことは、大切なシャッターチャンスを技術的なトラブルで逃さないための、もっとも基本的なコストパフォーマンス向上策です。
02:記録メディア
- 結論:SDカードと外部SSDの優先順位や挙動を正しく設定しておくことで、大容量データの記録をスムーズにし、管理の手間を軽減できます。
- 内容:データの保存先をSDカードにするか、外部接続したSSDにするかを選択します。特に動画撮影や大量のRAW撮影を行う場合に、どちらのメディアを優先的に使用するかを決定します。
- Check Point:外部SSDを使用すれば、SDカードの容量不足に悩まされるストレスから解放されます。自分の撮影量に合わせて最適なメディアを使い分けることで、現場でのメディア交換の手間を省き、流れるような撮影リズムを維持できるようになります。
03:ファイル名 / 番号
- 結論:ファイル名の頭文字を自分好みにカスタマイズすることで、複数のカメラを使用している際でもデータの混同を防ぎ、PCでの仕分け作業を効率化できます。
- 内容:保存される画像ファイル名のプレフィックス(頭文字)の変更や、通し番号のカウント方法(連続かリセットか)を設定します。
- Check Point:デフォルトの「SDIM」から、自分に関連する文字列に変更しておけば、一目で自分のデータだと判別可能です。小さな工夫ですが、納品時やブログ用素材の選定時に「どのカメラで撮ったか」を迷う時間を無くすことができ、作業の効率化に大きく貢献します。


コメント