S660はピュアスポーツとしての走りを最優先に設計されているため、車内の実用的な収納スペースは極限まで削ぎ落とされています。
その象徴とも言えるのがドリンクホルダーです。純正状態ではシート後方のセンターコンソール後端に1つ備わっているのみで、運転中に手を伸ばそうとすると肩を大きくひねる必要があります。

「ちょっと喉を潤したい」と思っても、走行中に手探りでボトルを取るのは体勢的にも難しく、安全面でも視線移動のストレスがつきまといます。
そこで、S660を納車したら真っ先に導入したい定番の純正アクセサリーが、ホンダ純正ドリンクホルダー(型番:08U31-TDJ-010)です。
助手席側のセンターコンソール横、自然に手が届く絶妙なポジションにドリンクスペースを増設できるため、車内の限られた空間を損なわずに日常の利便性を大きく引き上げることができます。
純正ドリンクホルダーの外観と同梱品
ホンダ純正オプションのドリンクホルダー(08U31-TDJ-010)は、S660のタイトな車内空間に合わせて専用設計されたアイテムです。

ドリンクホルダー本体と小袋に入った付属パーツ一式
本体はインテリアの内装樹脂に馴染むマットブラックをベースに、上部のリング部分には落ち着いたダーククローム調の加飾が施されており、純正アクセサリーならではの質感の高さがあります。
同梱されている部品は、ドリンクホルダー本体のほかに、センターコンソールへ固定するためのベース金具類が入った小袋が付属します。
組み立ての要|小さな構成パーツの順番
取り付け作業そのものは六角ボルトを締めるだけのシンプルな構成ですが、付属している小さな金属・樹脂パーツの「重ねる順番」を間違えると、ホルダーが正しく固定されなかったり、ガタつきの原因になります。

付属のカラー、ワッシャー、フックの各パーツ
小袋の中には、左右2箇所の固定用に以下のパーツが2組ずつ入っています。
- ボルト(2本)
- ワッシャー(2枚)
- フック(ホルダーの爪が引っかかる土台パーツ:2個)
- カラー(金属製のスペーサー筒:2個)

取扱説明書に記載されたボルト・ワッシャー・フック・カラーの組み立て順
組み立てる際は、ボルトの頭側から順に以下の並びで通していきます。
- ボルト
- ワッシャー(ボルトの頭のすぐ下に挟む)
- フック(傘のようになっているパーツの内側にワッシャーが収まる向き)
- カラー(一番底側・コンソール側に入る金属筒)

センターコンソールの穴へボルト一式を締め付ける図
この「ボルト → ワッシャー → フック → カラー」の順番を崩さずにセンターコンソールのボルト穴へ通し、規定トルクで確実に締め込むことが、後からホルダーをパチンと固定するための重要なポイントになります。
取付手順|スムーズに取り付けるための重要なコツ
取り付けの作業自体は、助手席側センターコンソールにある既存のネジを外し、付属のパーツに置き換えて締め直すだけです。
まずはもともと車体側についている純正ネジを取り外します。
ここで実際の作業における重要なポイントがあります。先ほどの取扱説明書の図では、ボルト・ワッシャー・フック・カラーをあらかじめ一体に組んでから差し込むように描かれていましたが、その通りに進めると樹脂パーツの穴のクリアランスがタイトなため、カラーが引っかかって奥まで綺麗に通しにくいです。
そのため、「金属のカラーを先に車体側の穴へ単体で差し込む」手順をおすすめします。

センターコンソールの穴へ先に金属カラーを差し込んだ状態
先にカラーを穴へ入れて奥まで落ち着かせておけば、位置がずれることなくスムーズに収まります。
カラーがしっかりとセットできたら、残りのフック、ワッシャー、ボルトを重ねて通し、六角レンチで締め込んでいきます。

上側の固定フックとボルトを締め付けた状態
フックの土台金具をボルトで確実に固定します。ボルトはもともとついてるボルトを使うので劣化してみえるのが気になりますが、ドリンクホルダーを付けるとこのボルトは見えなくなるので、そのままにします。

上下2箇所の固定用フック金具の取り付けが完了した様子
土台となる2つのフック金具がしっかり固定できたら、あとは非常にシンプルです。ドリンクホルダー本体の裏側にあるスリットを金具に合わせて上からスライドさせ、カチッとロックされるまで差し込みます。

センターコンソール横にドリンクホルダー本体が装着された完成状態
これで取り付けは完了です。グラつきもなく、内装パネルと一体化したかのようにがっちりと固定されます。
まとめ|自然に手が届く快適さ。S660に最初に追加したい必須アイテム

上部から見下ろした装着後のドリンクホルダー
運転席から自然に手が届く絶妙な位置に、ドリンクホルダーの装着が完了しました。
シフトレバーのすぐ左横、視線を大きく動かすことなく左手をスッと伸ばすだけでアクセスできるため、「ちょっとコーヒーを飲みたい」という場面でも無理な体勢を取る必要がありません。純正状態の背後に手を伸ばすストレスや手探りの不安から完全に解放されます。
専用設計ならではのフィッティングの良さで車内の質感を損なうこともなく、走行中のガタつきもありません。S660を購入したら真っ先に取り付けたい、日常のドライブにおける快適性を確実に引き上げてくれるおすすめのアイテムです。
▼ S660後期型αの納車レビューはこちら|低重心な外観チェックやGR86・NSXとの車高比較、納車直後のリアルな所感を詳しく紹介しています。




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