SIGMA fpのシステムメニュー「SYSTEM」から、04から06の項目について解説します。著作権の保護や静止画・動画の切り替え設定、そして自分好みの設定を瞬時に呼び出す機能を整えることで、管理の漏れを防ぎ、撮影現場での判断スピードを最大化できます。
04:著作権情報
- 結論:カメラ内で作成者名や著作権者を入力しておくことで、撮影したすべての画像に自動で情報が記録され、大切な作品の権利保護を効率的に行えます。
- 内容:Exifデータ内に記録される「作成者名」や「著作権者名」を事前に登録する機能です。一度設定すれば、その後に撮影するすべてのファイルに自分の名前が自動で刻まれます。
- Check Point:PCで一枚ずつメタデータを編集する手間は非常に大きなストレスになります。カメラ側で設定を完結させておくことで、データの流出や無断転載に対する抑止力となり、管理のコストパフォーマンスを向上させることが可能です。
05:STILL / CINE連動設定
- 結論:静止画(STILL)と動画(CINE)の間で、露出設定やカラーモードを連動させるか、独立させるかを選べます。自分の運用に合わせて設定することで、切り替え時の再設定の手間を無くせます。
- 内容:撮影モードを切り替えた際に、絞り値やシャッタースピード、カラーモードなどの設定を引き継ぐかどうかを細かく指定します。
- Check Point:写真と動画を頻繁に行き来する場合、設定を「独立」させておけば、切り替えるたびに設定を戻すストレスから解放されます。一方で、同じトーンで記録し続けたい場合は「連動」が便利です。現場でのもたつきを無くすための重要な項目です。
06:カスタムモードの登録
- 結論:複雑に追い込んだお気に入りの設定を「C1/C2/C3」として保存しておくことで、どんな状況からでも一瞬で理想の状態に復帰でき、撮影の歩留まりを確実に上げられます。
- 内容:現在のカメラの設定(露出、カラーモード、ボタン配置などすべて)をカスタムモードとして記録します。モードダイヤルを合わせるだけで、その設定がすべて呼び出されます。
- Check Point:例えば「ポートレート用の瞳AF+柔らかいトーン」や「スナップ用の深い被写界深度+ティールアンドオレンジ」など、目的別に登録しておくのがコツです。メニューを何度も往復する無駄な時間をカットし、被写体と向き合う時間を増やすことができます。


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