前回の記事では、経年劣化で擦れやテカリの出ていたステアリングを新品のModulo X純正品へ交換し、運転席まわりの質感をリフレッシュしました。
ステアリングの次に手を付けたかったのが、身体が常に触れ続けるシートです。

納車時の純正シート状態
走行距離6.1万キロのS660を購入した際、ボディ外装のコンディションは非常に良好だったものの、「直接手が触れる場所や身体を預ける内装パーツはすべて新しく入れ替えよう」と決めていました。
純正シートも機能面では問題ないものの、長年の乗降による表皮のヘタリやスエード部分の汚れなど、年式相応の使用感はどうしても残ってしまいます。
そこで今回導入したのが、S660専用設計でフィッティングとデザイン性に定評のある「G’BASE(ジーベース) デザインシートカバー(ブラック×レッド)」です。
ボディカラーのフレームレッドやフロアマットの色合いに合わせ、車内の一体感をさらに高める狙いでこのカラーを選びました。
なお、製品には非常に分かりやすい写真入りの取扱説明書が付属しているため、本記事では取り付け手順の解説は省略し、純正シートの現状確認から装着後のフィッティング、車内の雰囲気や座り心地の変化を中心に詳しくレポートします。
シートの取り外しと下準備|ハンドル交換との同時作業がスムーズ
まずは作業前の純正シートの状態確認と、車内からの取り外しを行っていきます。

取り外し前の運転席純正シート
S660はロールトップ(屋根)を簡単に外せるオープン構造のため、上部の開放感を活かして作業を進められます。
実は前回の記事でご紹介した「ステアリング交換」ですが、まさにこのシート取り外し作業と同時に進めていました。狭い車内から大物パーツであるシートを引っ張り出す際、ステアリングが外れている状態だと干渉するものが一切なく、傷をつける心配も減ってスムーズに取り出すことができます。

シートとステアリングが外れて広々とした運転席フロア
車外へ取り出しての施工を強く推奨する理由
ネット上では「シートを車内に付けたままカバーを取り付けた」という施工例も見かけますが、実際に作業をしてみた感覚としては、車外に取り出さずに装着するのは極めて難しいと感じました。
- 固定フックを掛けるクリアランスが非常に狭い シート底面や背面の奥まった位置にフックを掛ける必要があり、車内装着状態では手を入れる隙間がほとんどありません。
- 生地をしっかり引っ張りながら伸ばす力作業が必要 専用設計でフィッティングがタイトなため、シワなく綺麗に張るにはシート全体をしっかりと押さえ込み、力を込めて生地を引っ張る工程が欠かせません。
- 炎天下・夏場の作業性 エアコンの効かない狭い車内に潜り込んで作業を続けるのは体力的にも厳しく、取り出して涼しい室内や日陰で作業する方が圧倒的に快適です。
車内からシートを丸ごと取り外すひと手間をかけることで、隅々まで確実にテンションを掛けられ、仕上がりのクオリティも大きく向上します。
装着完了と車内への復元|専用設計ならではのフィット感

G’BASE取扱説明書の表紙

写真入りで分かりやすい取付説明書の中身
前述の通り、製品には写真付きで非常に丁寧な取付説明書が付属しているため、詳しい手順は省略します。説明書の手順に従って生地をしっかりと伸ばしながら被せ、固定フックを掛けていきました。

G’BASEシートカバー装着直後の運転席
カバーを装着し終えたシートを車内へ戻してボルトで固定した状態です。
専用設計というだけあって、シートの立体的な凹凸やサイドサポートの形状に綺麗に沿っており、後付け感をほとんど感じさせない見事なフィット感に仕上がっています。

助手席にチャイルドシートを再装着した様子
運転席に続いて助手席側も同様にカバーを装着し、子供と一緒にドライブを楽しめるようチャイルドシート(ジュニアシート)を元通りセットしました。
レッドのサイドラインとステッチが車内のアクセントになり、乗降時の見た目の華やかさが格段に向上しています。
まとめ|新車のような質感が蘇る内装フルリフレッシュ

before:こちらがこれまでのシート状態

After:Modulo Xハンドルのコーディネート

After:ドアを開けたサイド全体ビュー
前回の記事で交換したModulo X純正ステアリングに加え、今回のG’BASEデザインシートカバーを装着したことで、長年の使用感が出ていた車内空間が一新されました。
フレームレッドの外装カラー、フロアマット、そしてステアリングとシートのブラック×レッドの配色が見事な統一感を生み出しています。
良好な外装状態と相まって、ここまで内装がパリッと引き締まると、走行距離6.1万キロを走ってきた車両とは到底思えないほどの仕上がりとなりました。
直接身体が触れ、視界に入り続けるステアリングとシートを新調する内装リフレッシュは、乗り込むたびの満足度やドライブの高揚感を劇的に高めてくれます。中古車ベースでS660を楽しんでいるオーナーの方に、自信を持っておすすめしたいカスタムです。
▼ S660後期型αの納車レビューはこちら|低重心な外観チェックやGR86・NSXとの車高比較、納車直後のリアルな所感を詳しく紹介しています。



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